通信講座のみで介護職員初任者研修の資格取得はできない

介護職員初任者研修の資格を取得するためには、130時間の講座を受ける必要があります。しかし、通信講座で受講できるのは130時間のうちの40.5時間までと定められているため、89.5時間はスクールに通学して受ける必要があります。

通信講座と通学講座の違いとは?

通信講座は働きながらでも受講しやすい

通信講座といっても大半の講義はスクールで受けることになりますが、働いている人でも受講しやすいように週末にまとめて受講できるようになっているのがほとんどなので仕事と両立できます。

通学講座は短期間で完了できる

通学講座は毎日スクールに通って講座を完了するため、最短で2週間程で修了することができます。できるだけ早く資格を取りたい、仕事をしておらず自由な時間がある人に向いています。

講習で学ぶカリキュラムとは?

介護職員初任者研修のカリキュラムは、それぞれの項目ごとに受講時間が定められています。介護の基本やコミュニケーション技術、老化や認知症の理解、心と体の仕組みと生活支援など、机上での勉強と演習を通して学んでいきます。

通信講座を選ぶ時に気をつけるべきこと

女性

通学しやすい場所でスクーリングが受けられる

通信講座で資格を取得するにしても、スクーリングは必要です。通いにくい場所にあるスクールの場合、途中で面倒くさくなり通うのをやめてしまうこともあります。自宅や最寄駅から近く、天候や体調が悪い時でも気楽に通えるロケーションにあるスクールがベターです。

疑問やわからない箇所を質問できるかどうか

通信講座ではテキストを見ながらの独学となりますが、読んだだけではわかりにくい箇所もあるはずです。疑問やわからない箇所を気軽に質問できるシステムが整っている講座を選ぶのが賢明です。メールや電話などで質問できるかどうか、事前に確認しておきましょう。

受講料が相場から大きく外れていない

介護職員初任者研修の通信講座の相場は、10万円前後となります。テキストやスクーリングのシステムなどはそれぞれの機関によって異なりますが、学ぶことは基本的に同じです。そのため、受講料が相場から大きく外れていないところを選ぶのが無難です。

介護職員初任者研修を取得するための方法とは?

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介護職員初任者研修の通信講座はどのようにして申し込めばいいのか?

介護職員初任者研修の通信講座は、通信講座を専門に行っている機関で受講するのがオススメの方法です。申し込み方法は、通信講座を行っている機関のホームページの申し込みフォームに名前や住所、電話番号など必要な情報を書き込み、送信すると完了です。料金の支払い方法も選択肢が多い講座もあるので、経済的な負担が少なく通える講座もたくさんあります。